勝ったときは大きい金額のお金が手に入り、本当に優越感に浸れます。今まで負けていた分をすべて取り返せた気分になります。でもその高揚感が次も勝てるだろうと思わせてきます。逆に負けたときはあのとき勝てたんだから次こそは勝てるかな・・・、あと1000円で当たるかも・・・ここでやめて次の人ですぐに当たったらもったいない・・・と未練がましくなりがちですが、そう思ったらすでに負のループに陥っています。お楽しみ程度ならいいとは思いますが、必ず落とし穴があるのでほどほどに・・・。


私が大学生の頃、パチンコ・パチスロが仲間内で大流行。平日であろうと休日であろうと暇さえあれば足を運ぶ毎日でした。仲間4~5人でホールに出向き、各々打ちたい台を打ち、勝者がみんなに夕飯をおごるというのが日常になっていました。中には仕送りをもらっている分際で、友達や彼女にお金を借りてまでギャンブルにつぎ込んでしまうツワモノも現れ、友情に亀裂が入りそうな場面もありました。私の成績は、ほんの数回、10万越えの勝利はありましたが、8割負け越し・・・。わかっているのになぜかやめられないという負のループに陥りました。稼げるから打ちたいのか？好きなアニメの台だから打ちたいのか？自分でもわかりません。そして、仲間同士ではなく、一人でホールデビューしてしまったときに虚しさと悲しさを感じました。休日の早起きは苦手なのに新台開放の日はパッチリ目が覚めたり、閉店間際にホールに出向き台のデータチェックをしたり・・・パチンコ中心の生活が続きました。次の日が試験であろうと実習中であろうと当時はまったく関係なかったです。今思えば、大学の勉強が大変だった分、ギャンブルがはけ口になっていたんだろうと言い聞かせて自分を正当化しようとしています（笑）

お金がない速報